2月20日(月)から25日(土)の6日間、内海恵美子(財・雇用研究開発機構・調査研究部長)さんと一緒に、北欧のフィンランドを訪問し、教育事情などを視察してきました。
フィンランドは、OECD(経済協力開発機構)の国際学力調査(PISA)で2000年と2003年の読解力・問題解決能力等で総合的に「学力世界一」となり、教育大国として高い評価を受けています。
その模様を、今回から3回にわけて報告します。
ちょうどスキー休みということで学校は1週間ほどの休みに入っていましたが、ヘルシンキ近郊のラハティ市にあるラハティ応用科学大学やタンペレ市のサモン高校、ヘルシンキにある学童保育施設などを運良く視察する事ができました。また、カッリオマキ教育大臣への表敬訪問、フィンランド教育省による教育事情および起業家育成教育等のブリーフィングをしていただきました。さらに、蔵書3万冊を有すると言われるタンペレ市立図書館を視察できた事は、この国がいかに世界でも読書をする国、本を読む国であるかを納得させられました。
そして何よりも在フィンランド日本大使の近藤御夫妻が、沖縄に関心を寄せておられることがわかり、そのご好意に心から感謝いたしました。
わずか6日間でしたが、外務省、日本大使館の方々、通訳のグスタフソン美砂子さんに助けられ、実りの多い視察であった事に心から感謝申し上げます。
カッリオマキ教育担当大臣を表敬訪問
フィンランド教育視察日程(2・20~25)
20日(月) ヘルシンキ着
21日(火) ラハティ高等職業専門学校訪問、ラハティ市内視察
22日(水) 教育省で教育事情関連ブリーフ、カッリオマキ教育大臣を表敬訪問
近藤大使主催夕食会
23日(木) タンペレ市訪問、副市長主催昼食会、学校・市立図書館・ムーミン博物館訪問
ヌエメラ夫妻と懇談
24日(金) ヘルシンキ発
25日(土) 関西空港着