うみないび



平和な沖縄を構想するピースツアー06

                                            嘉数高台にて 
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 6月17日(土)に「糸数けいこと学ぶピーススタディーツアー2006」を開催しました。6月に入り沖縄では梅雨が続いていたのですが、幸いにもこの日は晴天に恵まれ、エステ・デ・リポースの皆さんや琉球大学の学生など約40名が参加しました。
 ピースツアーは嘉数高地、チビチリガマ、むら咲むら、座喜味城址、やちむんの里をめぐるコースでした。

 嘉数高地では、私が案内し、1945年4月1日の米軍上陸から始まる沖縄本島の戦争、特に嘉数高地、前田高地など中部戦線の様子と普天間基地をめぐる現在の問題、そして、沖縄戦における沖縄住民の被害だけではなく、朝鮮半島出身者に対する加害の側面を話しました。
チビチリガマでは、読谷村役場の小橋川清弘さんに説明をお願いしました。
 小橋川さんは、チビチリガマでの「集団自決」を通して、国のために死ねと教える当時の教育の怖さを指摘し、教育の大切さを説きました。また、チビチリガマでの出来事が戦後40年近く語られてこなかったことから、沖縄戦の残した「心の傷」についても語りました。
 昼食会場のむら咲むらでは、引き続き小橋川さんに読谷村の戦後の村づくり、特に読谷村における基地の撤去について話していただきました。1950年の時点で約80%が基地だった村が現在の約45%となるまでの経緯、役場職員を中心とし土地を取り返すたたかいの経過などが話の中心でした。
 世界遺産でもある座喜味城址では、読谷村役場の泉川良彦さんにお来しいただき歴史、城壁の石積み技術など、文化財としての特徴などをお話していただきました。また、同じく読谷村役場の大城友誼さんに現在の読谷村役場の位置の風水における意味などについても説明してもらいました。
 読谷村の文化による村づくりの中心を担うやちむんの里では、陶工の松田共司さんが、軍用地の不発弾処理場だった場所での文化の創造、やちむん(陶芸品)の登り窯を使った創作について話しました。
 帰路のバスでは、私が1965年に読谷村で起こった「隆子ちゃん事件」について話をしました。空からパラシュートをつけたトレーラーが、読谷補助飛行場のターゲットを大きくはずれ、私の実家のお店へよく来ていた小学5年生の棚原隆子ちゃんを圧死させた事件です。当時高校生だった私の悲しさや悔しさ、その後、セーラー服をつけて県民大会に参加したことなどをお話しました。

 ピースツアー後、参加された皆さんからは、「これからもっと沖縄のことについて勉強したい」、「国民のみんなが一体となって基地をなくすことを選択していければ」という感想をいただきました。このツアーが、将来の平和な沖縄を構想する草の根の運動の一助となっていくことを願います。
 最後になりましたが、今回ご協力いただいた大城友誼さんをはじめとする読谷村役場の皆さん、本当にありがとうございました。
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座喜味城址にて
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by keiko_itokazu | 2006-06-29 14:04 | diary
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