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演劇を通した地域づくり―現代版組踊「肝高の阿麻和利」公演

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                              実行委員長の上江洲安吉さんと 

 8月18日(金)、うるま市の世界遺産である勝連城跡で、現代版組踊「肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)inかっちん城」公演(主催・同上演実行委員会)を観賞しました。
 公演は、歴史家でもある嶋津与志さんの脚本、平田大一さんの総合演出の舞台を、中高生約150人が演技やバンド演奏を行い、1456年、当時の勝連に阿麻和利が流れ着き、王となり、首里の金丸の謀略により暗殺されるまでを描きます。
 勝連城は阿麻和利が拠点とした場所ということもあって、阿麻和利と同じ場所に立ち観賞する舞台は臨場感が抜群で、阿麻和利を演ずる藏當君を始めとする中高生の演技、バンド演奏がすばらしいことはもちろん、観賞する皆さんも一体となって公演を作り、楽しんでいました。

 若い皆さんと地域の皆さんとが一体となり、地域の歴史を学びつつ演じるこのような試みが、ふるさとの歴史とつながり、ふるさとを誇りに思う気持ちへと発展していくことを感じました。地域を知り、さらに世界へと視野を広げることで、沖縄の位置づけを知り、沖縄から世界へと羽ばたく人づくりの一助ともなることでしょう。
 こうした試みが沖縄の各地で催され、地域の活性化のみならず、観光を支えるエンターテイメントとして成長することを期待しつつ、この日は帰路につきました。
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by keiko_itokazu | 2006-08-22 10:01 | diary
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日記

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